認知症 認知機能障害 ケア方法

【解決へのSTEP1】認知症患者が何を求めているのか正しく知ろう

 

環境の変化が心身に影響を与えていないか確認する

 

まず高齢者にとって、入院による環境の変化は大きなストレス要因であり、
不安を増大させるという事を理解します。

 

自宅では特に問題なく生活している人でも、
入院によって聞き慣れない症状の説明を受けたり、
同意や判断を求められることに適応できないことはあります。

 

環境適応能力の低下が不安感を高め、
落ち着きのない言動を引き起こしている可能性があります。

 

 

感覚機能の変化を見極める

 

加齢による感覚機能の低下に気づかず、
高齢者がちぐはぐな応答したり、周囲が理解できないような言動とると、

 

看護師はすぐに認知症の症状に結びつけてしまうところがあります。

 

普段使っている眼鏡や補聴器を病室では外しているために、
医師や看護師の話が聞こえていない、
顔がよく見えない、
説明などが書かれた冊子が読めない

 

ということも少なくありません。

 

こうした感覚遮断はせん妄の原因にもなるので、
状況の確認が大切です。

 

 

身体的な不調からアプローチする

 

高齢者の身体的機能には脆弱性があるため、
ちょっとした体調の変化が心身に大きく影響を及ぼすことがあります。

 

例えば、便秘や、電解質異常、
痛みなどによっても様々な症状が誘発されます。

 

夜間の覚せいや暴言、暴力的行為など、
認知症症状と思われていた症状が、
実は脱水による電解質異常によって引き起こされたものだったり

 

褥創(床ずれ)のある患者さんでは、創の悪化が原因のこともあります。

 

患者さんの中には、自分で不調を訴えられない人も多くいます。

 

イライラしている、意味不明な行動を示していると感じたら
「認知症かも」と片付けずに、

 

まずはフィジカルアセスメント(簡潔に言えば患者が何を求めているか探る)をして、
検査データやバイタルサインに現われている変化以外にも、
体調に変わりないかを見ていきます。

 

 

夜間の睡眠状況と日中の過ごし方を観察する

 

睡眠は認知機能において、重要な役割を担っており、
睡眠障害の程度と認知症の重症度には高い関連性があります。

 

睡眠の質と量が低下するのは加齢変化の一つで、
不眠症などで夜間によく眠れないため、
日中にうつらうつらしている高齢化でさんも珍しくありません。

 

特に認知症の患者さんには、
日中の仮眠が高い頻度で認められるという報告もあります。

 

こうした生体リズムの変調は、
様々な症状の原因になることがあります。

 

日中の活動量、睡眠状況を観察し、
睡眠薬及び処方薬の量や適正さなどを検討します。

 

さらに睡眠の環境についてのアセスメントも欠かせません。
入院前はどのような寝具を使っていたのか、
照明の明るさはどうか、何起きて寝ていたのか。

 

環境調節によって改善できることはないか検討しましょう。

 

普段の患者さんの姿を聴取する

 

身体的不調や環境の変化が患者さんの言動に影響を与えているかどうか知るには、

 

普段の患者さんの様子を知る必要があります。

 

もともと物忘れをする人だったのか、よく眠れていたのかなど、
入院前の患者さんはどのような人だったのかを家族から聴取して、
入院後の患者さんの様子を観察します。

 

慢性疼痛があるようなら、普段の楽な姿勢なども聞いておくと、
知らず知らずのうちに苦痛を与えるようなことが少なくなります。

 

もし言動に大きな変化が見られるようであれば、
その原因として考えられる理由を推察していきます

 

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