シップナース

世界一周旅行の豪華客船に乗り込むシップナースを取材

 

~~安心安全な航海を支え、世界を巡る海の上のナース~~
*林裕子さんの場合

 

世界を舞台にして働くというならば
このようなナースもいる。
世界一周旅行の豪華客船に乗り込むシップナースだ。

 

全長166.6M 、客室184室。

 

日本を代表する豪華客船にっぽん丸は、
数時間後に新たな旅に向けて出港しようとしていた。

 

メインエントランスでは、旅の期待に胸を膨らませて乗り込んでくる乗客を、
クルーがフレンドリーな笑顔で迎えていた。

 

その一つ下のフロアにある診療室では、
林裕子さんがいつものように
「最後までお客様が無事に航海を楽しまれるように」
と願っていた。

 

林さんは日本を代表する豪華客船にっぽん丸、ふじ丸をはじめ、
商船三井客船が運航する船舶で働くシップナース。
乗客や乗組員の健康を守って30年になるベテランだ。

 

 

「世界一周の旅も4回経験しました。
3回はにっぽん丸の世界一周クルーズ、
あと1回は自動車を輸送する専用船に乗って回ったんです」。

 

商船三井客船には数名の社員ナースがおり、
彼女らはさまざまな船にローテーションで乗船する。

 

一度乗船すれば、勤務は3~4ヶ月続き、
終われば1~2ヶ月の間の休みになる.

 

にっぽん丸の場合、診療室で働くのは医師1名とナース1名。

 

2人っきりだから、ナースは診察介助や看護以外に、
医療事務全般もこなさなければならない。

 

診察は朝8時から準備を始め、昼の休憩をはさんで夕方6時まで。

 

だが、診察時間外にも連絡を受けて客室まで往診に駆けつけることも多い。

 

「乗船中はオンコールの救急外来みたいなものですね。
いつ起こされるかわからないから寝られないという人もいますが、
私はいつ起こされるかわからないから、
寝られるときに寝ておこうというタイプなんですよ」。

 

診察室には種類豊富な薬剤が常備されている。

 

その中でも一番出番が多い薬は、酔い止め薬のトラベルミン。

 

にっぽん丸は横ゆれ防止装置を装備しているので揺れは少ないが、
海に浮かんでいる限りは揺れをなくすことはできない。

 

低気圧につかまって大荒れの航海では、
一晩に100人に注射するという事態も経験した。

 

「立っていることもできず、診療室の前の廊下に
皆さんバタバタと座り込んでしまっていました。
実は私もバスや電車に乗ると酔うほうで、
船に慣れるまで4~5年かかりました。
だから船酔いの苦しみはよくわかるんです」。

 

診療室では局部麻酔で済む程度の手術まではこなすことができ、
2床の病室も付属している。

 

 

それで対応しきれない深刻な病気やけがの場合は、
最寄の港に緊急入港し病院に搬送する。

 

港まで遠い外洋では海上保安庁のヘリコプターで搬送したこともあった。

 

そのようにして陸上の病院で緊急手術をして、
数日後に船に戻って旅を続ける客もいるという。

 

しかし、不幸にも航海中に亡くなった例もある。

 

「呼ばれて駆けつけた時には、もう心配停止状態で。
最近はご年配の方の1人旅が増えているので、
もし倒られたとき、発見が遅れても手遅れにならないためには
どうすればいいのかが、わたしたちの課題の一つだと思っています」。

 

旅先、それも船という限定された空間の中で、
けがや病気になることへの不安は大きい。ホスピタリティにあふれた林さんの存在は、
乗客、乗組員の不安を取り除いて、航海に安心と安らぎを与えている。

 

【近況】
林さんはベテランナースとして日本近海、
世界の海をいく船の上で今日も働いている。
世界一周の回数はこれからも増えていくかもしれない。

 

 

 

看護師の転職先「シップナース」ってどんな職場?

医療の国際化とともに海外の病院で働く日本人ナースも確かに増えていますが、世界を舞台にして働くというならば、このようなナースもいます。

 

 

 

シップナースの求人を探してみたところ、ほとんどないのが現状でした。

 

さらに採用はかなり難しく、
日本にあるクルーズ客船会社はわずか4社しかないようです。

 

欠員が出るときだけ募集をかけるようで、
採用人数も各社1人から2人程度ととても少ないようです。

 

さらに1人である程度できるスキルも求められますし、
英語力も必要になってきます。

 

ひょっとしたら非公開求人として取り扱っている可能性もありますので、

 

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